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荒木飛呂彦原画展に行ってきた!ジョジョの凄さを改めて感じる展示の数々


こんばんは!もずです。

 

先日新国立劇場で開催されてるあの有名な漫画ジョジョの奇妙な冒険の作者「荒木飛呂彦」原画展に行ってきたのでそのことについて書いていきます。

 ジョジョと出会ったのはジャンプを買いだした16年前に遡ります。

当時連載してたのは第6部。まだ、小学生だった自分には話も途中からでよくわからないし、絵もなんかくどいしけれどもとにかく印象的でついつい読んじゃうそれこそ「奇妙な作品」でした。

 

ジョジョは印象的なセリフや構図が多く、何かとパロディされやすい作品で6部が終わった後もどこかしらであ、これジョジョだとなる機会はありました。もて王サーガとかね…

 

で、7部スティール・ボール・ランが始まった機会に遡って1部から読んでいったのが経緯です。

当たり前ですけど長い作品で、それでいてジョジョ展にきている人は年配の方も若い人も、そして海外の人もいてそれぞれ色々なジョジョとの出会いがあるんだろうなと愛されているんだなと感じました。

 

ちなみに僕は4部と7部が特に好きです。

ちょっとした4部は息抜きとスタンドが絡んで急に非日常へと変わっていく感じが好きなんですよね。7部はキャラ一人ひとりが抱える信念が熱く、少年心に火がつきます。かっこいい。

 

さて、前置きはこのくらいにして六本木駅から新国立博物館を目指しました。

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道中のカフェにはジョジョ展にちなんでこんな看板を出してるとこもありました。

いい匂いもしてたんでここで腹ごしらえしたんですけどベリッシモうまかったんで別記事で書きます。

 

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あいにくの悪天候ですが、新国立博物館に到着。

 

ジョジョ展は事前チケット制になっておりチケットごとに入れる時間が異なっています。

それくらい人が殺到しているということですね。

 

ただ、平日に行ったため当日券もあり入ることができました。

時間は12:00、14:00、16:00と2時間ごとに区切られていますが決められた時間に入ってさえいれば中にはどんだけいてもいいです。

 

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ジョジョ展のポスターです。

ちなみにこの承太郎と富士山は東京のメインビジュアルで、

大阪はDIOです。これまたカッケーんだ。よく見ると下半身の衣装がパンツとガーターベルト的な何かに見えるけど。

 

誘導に従って少しずつ進んでいってようやく中に入ると中にも人がたくさん。4つの部屋に分かれていてそれぞれテーマに沿って原画が置かれているんですが部屋1週するのに30分近くかかりました。でも、それだけじっくり生原稿を見ることができます。

 

4部で康一くんも言ってましたが生原稿は独特の迫力があります。

特に「ハイボルテージ」のコーナーは各部のラストバトルの原稿があってすごく興奮しました。3部はうおーと昂ぶりますし、7部はすごく悲しくて泣きそうになりました。

 

あと、光の感じをあーホワイトをピャッと飛ばしてるんだ!とか絵の変遷とかも感じ取れて面白いです。

7部とか急にギリシア彫刻みたいになるけど意識してたのかな…

 

他にはカラー原稿見て改めて色の使い方がなんでこんな使い方できるんだろ?って「凄み」を感じました。

 

また、写真を撮っていいゾーンもあります。

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巨大なキャンバスに描かれた各キャラ達ですね。他にも色々ありますよー

 

そして4つの部屋の次は荒木飛呂彦が12枚の巨大なパネルに描いた新規絵とその解説動画が展示されています。

そのまま見ても凄いんですが、解説動画を聞くとより楽しむことができます。

 

荒木さんご自身が解説されていて、序盤は徐倫のポーズについて語るとこから始まります。

「肘がこの位置にあるからこの部分をクッとこういう感じにしないと大きい絵に耐えられない」

な、何言ってんだ荒木さん…って動画だけだとなるけどそれで実物を見ると「ほんとだー!」ってなります。

 

他にも「色は筋肉の動きをイメージしてさっさっさと」と言いながら本当にさっさと刷毛のようなもので塗ってるシーンもあるんですが、簡単な動きに見えるのに目の前ではキャラに色がついて生命が吹き込まれたようになっていてまるで魔法のようだ!となりました。

 

この動画で荒木さんはひたすら大きいキャンバスに描く意味というのを考えて臨んだとおっしゃっています。そうやって見ると例えば承太郎の学ランの陰影が丸で表現されてるのって、大きい画面だと色の濃淡だけで表現するとのっぺりしちゃうからなのかなーとか色々考えながら楽しむことができます。

 

で、普通に感心してたけどそもそも漫画家だけど平然と画家のように絵を描いてる荒木さんすごくね!?って改めて思いました。アナログ派の強いところなんですかね。

 

最後は物販。思わずスマホケース買っちゃいました。写真撮ろうと思ったけどテンション上がってすぐスマホにつけたため撮れませんでした(馬鹿)

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というわけで公式から転載させていただきました。顔が隠れちゃうポルナレフのチャーミングさと見切れてるアブドゥルの異様な圧が印象的。

 

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というわけで「荒木飛呂彦原画展に行ってきた」でした。

東京でもまだまだありますし、そのあとは大阪です。ジョジョ好きなら行って損はないですので、ぜひ行って見てください!

 

もうすぐ5部のアニメが始まります。その前に予習を!! 

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