おはようございます。
もずです!
昨日の深夜にヒプノシスマイクの新曲デスリスペクトが配信されました。
こんな大盤振る舞いいいのかよと思いつつ。聴きまくったんで今回は思ったことを書きまくりたいと思います。
まとめられる自信がないですがご了承ください。
発売前の記事はこちら
(11月12日追記)
この記事のテーマについて音声で話してみました。音声版を聴きたい方はこちら
禍々しく歪んだギターによる前奏、すでに嵐が来る3秒前感があって非常にゾクゾクします。
そして左馬刻と寂雷の前口上が入ります。
左「三人まとめてあんたの病院にぶち込んでやるよ」
寂「笑わすな、君ごときでは私に届かない」
二人ともまだ落ち着きがあるというか、互いを尊重している印象を受けます。
左馬刻普通だったらぶっ殺してやるってすぐ言いそうじゃないですか、それに対する寂雷も届かないと頑張りは認めてるけどそれでも無理だよーみたいな。
まぁ、ラップなので気の利いた言い回しをしてるだけかもしれませんが。
そして始まる最終決戦!主旋律の銃兎の声が非常に目立つ。流石めちゃくちゃ通る声。
サビ開始速攻置き去りのリスペクト。もはやいつリスペクトがあったのか曲の中だと分からない!
ドラマパートで左馬刻がテメェらちゃんと寂雷先生に挨拶しろとか言ってましたもんね。理鶯のスペシャルドリンクも独歩が美味しいって言ってて確かに少し仲良さげな雰囲気が出てましたたが、そこらへんがリスペクトなんですかね。
確かに渋谷に対しては割とすぐ喧嘩になってましたし、主に一二三のせいで…
そして各人のパートに移っていきます。
・銃兎
以前独歩に職質したことほじくり返したり、ネゴシエーションとマスターベーションで韻踏んだり、汚いことを平気でできるエリート汚職警官って感じがすごく良く纏まっているなと思います。非常に銃兎が銃兎らしくていいラップ。
・独歩
今までのブチギレラップとは違い、しっかり相手の言葉を聞いて応酬しているのでなんか新鮮。一二三に自信を持てと言われたことシブヤに勝てたことで少ししっかりしてきたのかななんて考えちゃいます。そして前から言ってたけどここの悲鳴をあげるギターが超かっこいい。
・理鶯
一二三の複数の人格を持つことに対して、規律がなく気品もない弱いからそうなるんだと、抉りこむようなストレートをかましてきます、流石ネイヴィー容赦ねぇクリティカルヒットかましてきやがったと思いましたね。まぁ「将官はいつでも一つの人格」はうん、そりゃそうよなと思いつつも、一二三までいかないにしても人間、関わる人によって見せる顔が変わる部分はあって、確かに理鶯は誰に対しても等しい態度をとりそうではある。強い男だよ。
・一二三
そんな厳しい一撃を「わっわークサいね!男くさいね」で一蹴するこの男やばすぎん?真のサイコパスは一二三の方ではと思うくらいには。「現実をしかと見てみ?」と提示する一二三。そう現実は一二三は123,456,000円を月に稼ぎ、19からオバサマまでを夢中にさせるすごいやつなのだ。一方理鶯は実質ニートなのだ。第三者の目から見ると一二三のステイタスの方がすごく見えるのは明らか。
ただ一方で19からオバサマまでを夢中にさせつつも本来は女性が得意でない一二三にとってそれが幸せなのか、自分の気の赴くままに行動している理鶯の方が幸せではあるのかなんて考えてしまう複雑な気持ち。
再びのサビの後はリーダー同士の戦い。
・左馬刻
この人はいつも通り揺るがないラップですね。ただ、バックの音楽がすごい浮遊感があって神秘的なんですよ。左馬刻のバッグにこの音ってのが新鮮でなんでこういう音作りなんだろうってワタシ気になります。あと寂雷に対して貴様は洗脳って言ってるので、ドラマの一二三のストーカーも治療ではなく洗脳した…って考えるとえげつねえなぁと感じます。どうしても声帯もあって寂雷先生は自分が悪だと気づいていない悪みたいなポジションになってしまうんじゃないかと戦々恐々としてて。
・寂雷
今までの先生のラップで一番かっこいいと思います。この曲通しても大好きなポイントの1つ。ドラマで「ご苦労様です」って言った子分に左馬刻がキレていたのを知ってか知らずか「人を束ねご苦労」と最高に煽りかましてきます。ラスボスの風格。パート最後の早口の格好良さ段違いの滑舌の良さ、ベテランの威厳たっぷりです。
そこからは6人の応酬パートに入り最終決戦は最高の盛り上がりを見せます。
初っ端左馬刻の「哲学なら負けてねぇ」の言い方がめちゃくちゃ好きなのと同時に、左馬刻哲学負けてねぇんだという驚きもあります。自分の中では「哲学?んなもん興味ねー」とか言いそうだったんですが負けてねぇそうです。
ヨコハマが3人が順番にラップするのに対して、シンジュクは寂雷の後に2人が歌うというスタイルなのがそれぞれのディヴィジョンを表してて印象的ですね。
ヨコハマは実力は度外視して3人が独立して対等に近い関係性を持っています。
シンジュクは寂雷とそれに付いてくるコンビって感じですし、一二三と独歩はいろんな面で対比を意識して描かれてると思います。バトルスタイル一つとっても、スーツという戦闘服で己を着飾って素の自分を隠して戦う一二三と己の内面を吐き出すようにして怒り狂って戦う独歩。非常に対照的だと思いますし、対照的だからこそセットなんだなと思います。
そんな関係性のあり方が見えるパート分けですね。
サビの後はそれぞれのディヴィジョン合唱タイム。ここで格好良さのボルテージはマックス。独歩もボルテージマックスでとうとう血管ブチギレるんじゃねぇかってくらいのシャウトを魅せます。
もはやなんて言ってるかわかりません。しゃオラァ!に聞こえるけどみんなちゃんとした言葉を言ってるのに1人だけ気合い入れ直してるのもシュールですよね。
あと、銃兎のしょっぴくぞ!異様にボリューム下げました感が出てるの気のせいですかね…ちょっと面白い。
そして左馬刻と寂雷の叫びに鳥肌がたって興奮冷めやらないままラスサビに入り終了。
早く早くライブで聴きたいと思うんですが、当日浅沼さんがいないのが残念で仕方ないです。
終始かっこよくて全く飽きない1曲でした。
たった1曲でこれだけ色々感想もてて考えられて、改めてヒプノシスマイクというコンテンツの力強さを感じます。
そして、畳み掛けるかのごとくAGFでコミカライズのビジュアルが発表された模様。
待ってくれAGFのヒプ情報マジで死ぬ変な声出た pic.twitter.com/8Rr8e87NsJ
— 波紋@AGF両日 (@cos_hamon) 2018年11月10日
ぎゃひー!
というわけでこれからも目が離せないヒプノシスマイク。
CD発売にライブにコミカライズにゲームに待ってる楽しみがこんなにたくさんあるのは幸せなことです。
リミックス曲の感想はこちら
ライブレポートはこちら
それでは!