こんばんは!もずです
モーニングで連載している「きのう何食べた?」の実写ドラマ化が発表されました!
大好きな漫画の一つで、発表されたキャストも結構イメージにあっているなと感じたんで楽しみです。
今回はその魅力を語っていきたいと思います。
どんな漫画?
几帳面な弁護士・筧史朗と、人当たりの良い美容師・矢吹賢二の2人が2LDKのアパートで暮らす毎日を、食生活メインに展開する物語。主人公2人はゲイのカップルであり、メインの食生活以外にも、ゲイが抱える諸事情や、筧家を舞台にしてゲイの息子とその両親がどう向き合うかも描かれている。基本的に毎回一話読み切り。登場人物たちは実際の年月の進みに合わせて年をとっていく。キャッチフレーズは「2LDK男2人暮らし 食費、月3万円也。-ちょっと増えました-」。
※Wikipediaより引用。
ということでやや珍しい設定の料理漫画です。
作者のよしながふみさんは「大奥」「西洋骨董洋菓子店」も有名ですね。
史郎役が西島秀俊さん、賢二役が内野聖陽さんと 発表されています。原作を読んでいただければわかりますが結構ぽいと思います。ちょっと賢二がイメージよりかっこいい気もしますが。
魅力その1 紹介されているレシピがかなり実用的
料理漫画として当たり前なのかもしれませんが、レシピが本当に独り暮らしの身にもありがたいです。
なんせ二人暮らし月3万くらいを目標に作っているのでそういう意味で実用的でもはやバイブルです。
かつストーリーが面白いのでレシピ本の要素もあるけど楽しんで読めます。
ちなみに個人的にすきなレシピは「ほうれん草としめじのみぞれ和え」
ちゃんと一回のメニューで副菜も紹介しているのが何気ないいいポイントです。
魅力その2 BL描写の塩梅が良い
あらすじの紹介でもあったとおり2人は男同士のカップルです。
ただ、別にそのことを作品内で強調することはありません。
お互いに好きな夫婦が平和にご飯を作って日常をすごしてる。読者もほとんど違和感を持たず読み進めることができます。
ただ、例えば彼らが年老いるまで付き合って介護が必要とかなったとき彼らのめんどうを見てくれる子供という存在はありえないんです。
そういう面でなにが起きても大丈夫なようにお金を貯めておくだから日々贅沢をせずに地に足つけて料理してるんですね。
たまに、そうした描写が入ってくることで読者はハッとさせられます。
あ、この人たち同性で付き合ってるんだった…って
でも、それに対して作中である種の主張がされるということはありません。
だからあ、そういえばそうだったねで終わるもよし、そんな問題があるんだな…ちょっと切ない気持ちになるなと考えて目を向けるもよし…
それが僕らに委ねられてるので読後感がさっぱりしてていい。
実写化にあたって男同士のカップルのドラマとして思い浮かぶのはやはり「おっさんずラブ」ですが、なにたべに関しては同性カップルという要素をドラマ化の際に押し出すのはなんだか違うなーとは思ってしまいます。
過剰にラブを押し出すよりは平和に美味しそうな料理を作っていてほしい。
以上、きのう何食べた?の魅力を語った記事でした。
淡々と続く平和な日々の中で時々ハッとさせられるような漫画という意味では講談社っぽいなーとすごく感じる漫画です。
漫画好きな人は是非読んでみるべきです。まぁでも結構有名な作品なので漫画好きって人は読んでる人多いかもしれませんね。
あとは一人暮らししてる人にとってはほんとバイブルですのでぜひ読んでみてください。
自炊が楽しくなりますよー
それでは!