いつまでもずっと

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【漫画】アクタージュの星アキラの演技って結局どうなの?


こんばんは!もずです。

 

今回はジャンプで連載中の漫画アクタージュについて!

今連載中のジャンプ漫画の中でも個人的にはトップクラスに好きな漫画の一つです。

 

役者の漫画って少し珍しいですしちゃんとジャンプながらの熱い要素もあって応援しています。

 

特に、ここ最近の星アキラの追い詰められ具合は目を見張るものがあり毎週次回が気になる展開でした。

 

イケメンで売れっ子だけど役者としての圧倒的な才能がなく、母親からも演技面では期待されていない俳優の星アキラさんは、才能だらけの役者に囲まれて違和感を覚える。

 

そして、挙句の果てにアドリブをかまされ極限に追い詰められる。

しかも、追い詰めるのは主人公。鬼畜か…

 

分かりやすくたとえるなら悟空やベジータ、魔人ブウといった強豪ひしめくなかひとりだけ戦場に駆り出されたヤムチャのような状況。

 

しかし、今週号で覚醒!名バイプレーヤーとしての道を歩み始めたのである。

漫画の勢いにおされて普通に感動してたんですけど、「え、結局アキラの演技はどうかわったの?ちゃんとした発声からそうでない発声にかわって下手になった?」という声も結構みかけたので考えてみたいと思います。

従来のアキラの演技

従来のアキラは自分に才能がないことを自覚しながらたくさんの理論本を読みしっかりと体を鍛え上げ、段取りをくみ上げた演技をしていることが読み取れます。

 

発声はいいが芝居は…と評されています。

 

でも舞台での芝居は生ものであり実際に相手の会話をうけてそれにしっかりと会話する。つまり呼応して作り上げられるのものなので最初からガチガチに一人で作り上げているアキラの演技は芝居では不適切だという風に思えます。

 

またアラヤは役者は深いところに潜ってそれをつかみ表出させる仕事だといいますが、アキラは他者に潜ることをしていない、あるいはほとんど意識していない。

 

アキラという俳優を他者にどうやってみせるかということが先行しているからこそ、作品をよくする役割を全く果たしていないんです。

 

テレビドラマと舞台演劇では後者のほうが作品を売る要素が強いと思うので個人を売り込むアキラは一人だけなんだか違うと違和感を持ってしまったのだと思います。

 

変化したアキラの演技

夜凪のアドリブを経てアキラは自然状態に戻ります。自然状態すぎて舞台に背を向けるほどに。お母さんがそんなみっともない演技といっていますが、舞台はできるだけ台詞を言うときに前を向いていないと声が届きません。だからといって常に前を向くようにするとそれは嘘くさい芝居になってしまいます。

 

前のアキラは自分がみられることを意識してここで前のほうを向いてとすごく考えた芝居をしていたはずですが、変化したアキラは臆面もなく観客に背を向けてせりふを吐きます。

 

そして発声も乱れて乱れたからこそきれいでなくなったからこそ台詞に熱がこもりより観客の胸をうつような芝居ができるようになったのだと思います。

 

ただ、いまいちアキラがそこからなぜ名バイプレーヤーになるといわれたかは改めて考えるとよくわかりません…世間のアキラに対する認識は偶像だけど、素で演技することでアキラ本人の優しさや人間味、挫折などが伝わりより魅力的に見えるてきなやつですかね。

 

アキラはアキラで主人公とは違ったベクトルで精神的にいかれてる気はしますのでそこを巌さんは見抜いたとか。

 

それてもイケメンの真に迫る演技はみててぞくぞくするとか、日ごろから鍛えているから乱れた発声でもきちんと観客に届けることができるとかそういうことなんですかね。

 

冷静になるとわかりませんがそれでも、すごいと感じさせたアクタージュの漫画力はすごいですなー

 

アクタージュ面白いのでぜひジャンプ買ってるのに読んでない人は読んでください!

それでは!