こんにちは!もずです。
昨日新宿バルト9で映画「翔んで埼玉」を観てきました。
他の映画を見た時に流れる予告でX JAPANのYOSHIKIを掲げる千葉解放軍とTHE ALFEEの高見沢俊彦を掲げる埼玉解放軍の様子が流れた時に、「あ、このノリ好きなやつだ」とまさにフィーリングがあった気がして観にいくことを決意してました。
更には、キャストもGACKTに二階堂ふみと個人的に好きな人たちで期待は高まるという感じでした。二階堂ふみさん映画「地獄でなぜ悪い」をみてから大好きなんですよね。
独特の存在感と色気がヤバイ。
ってなわけでみることは決まってたんですが、なんと結構な人気映画と化してるようで結構たくさんの人が観に来ていました。
予告の段階では(いい意味で)しょうもない、アホな映画なんだろうな…わざわざ観に来る人いつのかなーなんて思っていたんですが。皆さんよほど日常に疲れているのでしょうかしょうもない笑いを求めにかなり集まってるようです。はい。
で、本編ですが期待を裏切らないバカな映画でしたね。肩肘貼らずにただただ笑っていればいい感じです。
現代と都市伝説の2つの軸で話が進んでいきます。
埼玉県人ブラザートムと麻生久美子夫妻の娘である島崎遥香(可愛かった…)は結婚し念願の東京での新婚生活を送ろうとしていました。
結納のために車で式場に向かう3人でしたが、埼玉県人の味方と作中で言われるラジオ放送、NACK5からとある都市伝説の話が流れ始めます。
-19xx年、埼玉県人は東京にいくために通行手形を必要とし、持たずに潜んでいたものは見つかった場合強制送還される-
都市伝説の舞台はこんな感じで、そこで主役をつとめるのが壇ノ浦百美(二階堂ふみ)と麻実麗(GACKT)です。
百美は東京都知事の息子であり、未来の都知事を要請する東京屈指の名門校白鵬堂学院の生徒会長です。
そして、麗はそこに転校してきたアメリカ帰りの生徒で高い都会指数を持っています。
都会指数が高いほどこの学園での力は高く、クラス分けもされています。
百美や麗はA組、同じ東京でも八王子などは都会指数が低くE組。そして、都会指数がとてつもなく低いZ組は通行手形を持っている埼玉県人で構成されています。
埼玉人は差別され医務室も使わせてもらえず、その辺の草食えば治る…なんて言われてしまう始末。
なんだこれ…って感じですが、
この世界観が好きそうだったら観に行って損ないと思います。
百美は都会指数の高い麗を最初はやっかみますが、徐々に打ち解け次第に恋心を抱くようになります。
一応BL要素ですが、百美は二階堂ふみなのであんまBL感はないです。かと行って男女のラブかというとそうは感じさせないし、そこ二人の関係性にあぁ好きなんだなという風にしか思わせないのは二階堂ふみさんのもつ凄さなんじゃないかなと思います。実は女性でしたーなんてしなかったのはグッジョブ!
で、実際のBL要素に関してはGACKTと伊勢谷さんの濃厚なキスシーンがあるので、そこで補っていただこうという配慮なのかなんなのかよくわからない感じですが、
これも観たい人は行っていただければと思います。
麗は高い都会指数を持っているが実は埼玉県人。それがバレた麗は東京を追われ百美とともに愛の逃避行に走り、埼玉に戻る。そして、埼玉県人のプライドを取り戻すために蜂起するのであった…みたいな都市伝説を家族が車のなかできいてるって構成です。
埼玉というか東京、神奈川以外の関東圏が基本ネタにされてるので東京で社会人生活を送ってる自分としては楽しめました。
当たり前ですが、東京の映画館で観たので上映終了後は自分の地元こんな風にディスられてたとか、お前そういえば埼玉じゃん、千葉じゃん!なんてわっきゃ話してる観客が大勢いてほんと皆さん楽しそうでした。
自分自身は生粋の東京人ではなく修羅の国福岡出身なので、地元関東民ほどにはわからない部分もありますが、それでも楽しめましたねー
〜個人的ツボポイント〜
・埼玉県人の隠れ家池袋のデザイン
よく副都心の中でも実質埼玉だろとdisられる池袋ですが、映画では埼玉県人の隠れ場所となってました。
そんな怪しいアジトのような雰囲気の池袋ですが、デフォルメされてTOBUとSEIBUが隣に並んでさらにPARCOがあってとカオス極まりない、けれども池袋だ…といういいデザインでした。あの柄のTシャツとか欲しい。
・都庁前をMALICE MIZER時代のような格好で走るGACKTさん
もはや出オチですが、もう単純に絵面が面白いです。GACKTを囲むのは埼玉の田舎くさい衣装の人だったり木更津のヤンキーちっくな人であったりするので絵面がこれまたカオス。あと日頃から鍛えてるGACKTさん故にか全力疾走というか、体鍛えてます的なランニングなのもツボポイント。
というわけで映画「翔んで埼玉」感想でした。
出オチの連続でとにかく笑ってそのあと友達と面白かったねーなんて喋りながらご飯を食べに行く。みたいなことがしたい方には是非オススメの映画です。
それでは!