こんばんは!もずです。
先日今期アニメの「さらざんまい」を紹介しましたが、
今日はその監督である幾原邦彦さんの作品や彼のルーツが展示されている幾原邦彦展に行ってきました。
開催期間はGW中で6日が最終日なので滑り込みセーフでした。
場所は東京スカイツリーにある東京ソラマチ。
東京生活も5年目に差し掛かりますが、そういえばスカイツリー行ったことなかったです。
まぁ今回もスカイツリー自体には行きませんでしたが、
スカイツリーからはちょっと離れてますが、浅草で下車して少し「さらざんまい」の舞台の雰囲気も味わいながらソラマチに向かいました。
道中カワウソのついたトートバッグ見たいの持っている方もいて「仲間だ!」と心の中で思う場面もあり、言問橋を渡ってしばらく歩くとソラマチに着きました。
お馴染みのキャラたちが迎えてくれた後、最初は撮影可能ゾーン。
当時のアニメのポスターや舞台のポスターがはられています。
背面にはロゴや模様が。
ピンク背景のやつが綺麗でした。
そして、サイン入りのロゴがドーン!
「僕たちをつなげる欲望と革命の生存戦略」
な、なんてキメラなサブタイだと思いつつ、撮影禁止ゾーンへ。
最初のパネルに書かれていた幾原さんの作品についての言葉。
幾原さんはそれぞれの時代の人の病についてその時に応じてアニメという手段を用いて、触れている。そして一見重くなりがちなそれらのテーマに関してアニメという手法だからこそ重くなりすぎず受け入れ易いものとして昇華している…的なことが書かれていてなるほどなーと。
「さらざんまい」のつながりやスマホといった要素にも現代人のある種病のようなものを表現しようとしているのでしょうかね。
人と人、そして異質なものとの関わりについてはユリ熊嵐でも書かれていたと思いますが、それとはまた違う何かなのか…
続いて幾原さんの年表。
個人的に気になっていたBROTHERS CONFLICTのEDについても書かれていて少し嬉しくなりました。
年表の下には世界でおいた出来事も年表形式で乗っていました。
SMAPの世界に一つだけの花が発売といったものから、9.11や震災など、そしてSMAP解散も年表に。
謎のSMAP推しですが、ここに載せる事柄も幾原さんの指示とかあったんでしょうか。
その後、影響を受けた作品や大学時代の作品のビデオ(見ることはできません)
があり、セーラームーンRの原画やその他絵コンテ、さらざんまいやピンクドラムの構想をまとめたノートなどが展示されていました。
原画にしろ絵コンテにしろかなり具体的に指示が書かれていて、こだわりや意図をしっかり詰め込んでいる様子が伺えました。
これらのゾーンが終わるととうとう、代表作である「少女革命ウテナ」「輪るピンクドラム」「ユリ熊嵐」「さらざんまい」原画ゾーンへ…
夢中で1つ1つ見ていたのですがふと、顔をあげると個性的なファッションに身を包んだ、目鼻立ちがしっかりしたオジサマが様子を眺めていました。
え!?あの人幾原さんじゃないか…
まさかの本人登場に思わず3度か4度ガン見してしまう事件発生。
どうすればいいかわからず、気を取り直して展示のほうに目を向けてましたが気になって気になってしょうがない、気づいている人もいれば気づいていないのかもしくは平然としてるだけなのかといった方もいて特にざわついたりもありませんでしたが、驚きの展開でした。
展示が終わったらスタッフさんが写真を撮ってくれるスペースが、
ケッピの人力車にのって吾妻橋にいけますね。
これで展示は終了。物販は最終日なのもありほぼ売り切れ。
Tシャツと薔薇の刻印の指輪が気になったけど、流石に自分では身につけられんので断念。
出口にはレオとマブ
以上、幾原邦彦展の様子について書きました。
1つ1つの展示の情報量がすごくて見ていてとても楽しい空間でした。
今回はもう終わってしまいましたが、またいつかやって欲しいです。
それでは!