オレはアラサーサラリーマンもず。ワンタップバイで10月分の投資をして。動きを眺めていた。動きを見るのに夢中になっていたオレは、背後から近づいてくる暴落の影に気づかなかった。オレはその暴落に毒薬を飲まされ、目が覚めたら含み損がかなり増えていた！！
米国株が10日から11日にかけて大きく下落する事件が起きました。
茶番はそこそこに少額ではあるものの先月からワンタップバイによる米国株投資を始めたわけですが、ここまで急落したのは初の経験でとうとうきたか…と思いつつも内心ちょっと焦りもあるような感覚でした。
それは、お金がマイナスになっているからというより明らかに大きな動きが起きているのにどう行動しようかが瞬時に出てこないということによるものが大きいかなと思っています。
まぁ初心者なんでそれが当たり前ではあるもののこの経験を糧にしないと意味がないぞと思ったので、初心者なりにやったことを書いていきたいと思います。
今回の米国株急落の原因は？
まずは、なんでそんな事態になったかということですよね。
アメリカと中国の貿易摩擦や、中間選挙など不安定な状況。また、米国金利上昇などによって大きな動きが起きる前に売り切っていこうという動きあったという読みがされています。
そのため、配当による長期投資に向いている株よりもアマゾンやアルファベットなど配当がないハイテク株を中心に大幅に下げているようです。
ただ、こういう下落に関して原因というのは後付けになることがほとんどっていうのは理解しておかないといけません。というのも理由が事前にわかるなら未然に防げるからです。歴史の勉強してても恐慌やそれに対する政策なんかにああだこうだいうことはできますけど結果論に過ぎないですからね。
それでもこういうケースがあったという学びが経験として後々にいかされる可能性というのはありますのでしばらくは知見のある人の意見を探していきたいと思っています。
ピンチはチャンス
急落したということは株を買うチャンスということです。特にここ最近の米国株はのぼり調子で、もう少し落ちてから買おうとしてる人には参入しづらい状況が続いてました。
下がったとこでしっかり買ってうまく波に乗れば資産をいつも以上に増やすことができるようになるのでこの状況というのは間違いなくチャンスと言えるでしょう。そのような中で僕にあった選択肢は3つです。
1.追加投資をする。
2.もっと下がるのを待つ。
3.静観を決め込む。
株が下がってきているので1をすればいい話なんですが、買ってまだ下落が続くんなら2のようにもっと待っとけばよりリターンがあったのにと思ってしまうかもしれません。
一方で2に関してもさらに下がる保証もないですし、そうこうしてるうちに上がって結局何もできないなんてケースもあり得ます。なら一層3のように静観を決めて淡々といつも通り過ごすこともありなのかなと。何にせよ米国株の取引が開始される日本時間の22時半までには結論を出さなきゃいけませんでした。
できる投資家はしっかり自分ルールを設けていると言います。どんなに分析が得意でもさらに下がるか上がるか予想はできても確信を持つことはできないので、なら自分のメンタルを律するためにルールを作る…何だか麻雀打ちみたいだなと思ったり。あれも基本を覚えたらメンタルゲームなので。
下した決断
3つの選択肢が浮かんだ結果実際にどう行動したか。
結論から言うと1をベースに行動しました。
ただし、いくつか条件を設けました。
・追加投資をするけどさらに下落が1週間後も続いてたらさらに追加投資する。
自分なりの妥協案です。追加資金を2回に分けることで下落が続いても対応できるようにする。もし下がらなかったら次の機会を待つ。1をしながら2をやると言う妥協であり欲張りセットでもあります。
・無配当株には追加投資しない。
アマゾンやアルファベット、ツイッターなどの無配当株は株価の増減における利ざやでしか利益を取得できません。
ここから上がるかさらに下がるかわからない状況でそこに投資するのは精神衛生上よくないと感じました。また、まだまだ1回に使う投資額も少ないので仮に利益が出ても得られるリターンが少ないです。ということで現段階ではリスクとリターンが釣り合っていないように感じたので無配当株には追加投資しないと決めました。
下落率がすごいのはまさにそういう株なんですけど、そこは我慢です。
・今の自分が持ってる中で−5%以下になってるものに投資する。
本当は色々データを見て下落率云々を見なきゃいけないのでしょうけどそこまで手が回りませんでした。
5%利益出たら嬉しいから反面5%下がったら結構下がってね？みたいな感覚でやってしまっています。失敗したらまぁ授業料ということで。
もし上記に該当するものがなかったら今回はお見送りということで、というルールを決めました。
ってなるとそんなに実は候補がいない事に気づきます。そりゃコカコーラとかマクドナルドみたいなとこがそうなってくれれば嬉しいですけど、彼らはやはり持ちこたえています。ハイテク株で配当をくれるアップルが頼みの綱かなーなんて考えていました。
そして迎えた22時半、選ばれたのはS&P500でした。
S&P500とはNASDAQ上場の500社で構成された指標であり。米国株式市場の時価総額の8割をカバーしています。
もっと簡単にいうと米国の厳選された500社にまとめて投資するよー色々選ぶの大変な人はこれにしいやというやつですね。
ワンタップバイではもっとわかりやすく「相場が上がれば儲かる」と表記されてます。今回大幅に下落してるアマゾンやアルファベットもS&P500に含まれているためその影響で結構下がっているように思えましたし、その上でほぼアメリカの相場なのでまぁ回復するだろうし、配当も年4回出るしという事で『君に決めた！』という事になりました。結局安定策を選んだんじゃないかという気がしてます。
今回で学んだ事
いつこんなことがまた起きるかわからないので、非常時に追加投入できる現金ってのはしっかり持ち合わせとかんといかんなーと思いました。
あと、自分はワンタップバイとみずほ銀行の口座を連携してるんですけど、連携しての入金って最低金額が1万円なんですね。なので複数企業に投入する場合は最低投資したい企業数×1万円必要になります。
もっと刻みたい場合もあるでしょうし、今後はワンタップバイ口座に事前に非常用に動かすお金として現金を置いといたほうがいいのかもしれないです。
兎にも角にもなんとか行動をした日、いい方向に動いてくれることを祈ります。
