こんばんは!もずです。
みなさんこちらのツイートはご覧になりましたか?
ようやくお伝えできます。大変、大変…お待たせしました。「ワールドトリガー」週刊少年ジャンプ48号(10/29発売)より連載再開&12月よりジャンプSQ.移籍&コミックス19巻発売のお知らせです。https://t.co/UiAXp1YOFbhttps://t.co/Fm0P2MoY4W pic.twitter.com/Dr7PWPoO26
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) 2018年10月15日
2年前に休載になった週刊少年ジャンプで連載の漫画「ワーリドトリガー」が10月29日(月)発売の週刊少年ジャンプ48号から連載再開するそうです!!
個人的に大好きな漫画なので嬉しい限りです。
48号から52号までの5号連続で掲載され、その後はジャンプS.Q.に移籍となるそうです。
今回は連載再開を祝してワールドトリガーの魅力を語っていきます。
どんな話なの?
異世界から地球を侵略しようとする存在「近界民(ネイバー)」とネイバーの侵略から街を守る組織「ボーダー」の戦いを描くSFアクションです。
主要人物は4人で、作者の葦原大介さんは以下の4人が主人公と言っています。
・三雲修(みくも おさむ)
通称メガネ君。見た目は地味だけどやるときはやるまっすぐで正義感のある男の子。
4年半前のネイバー大規模侵攻の際に自身の知り合いを近界に連れて行かれたことで、自分の周りの人を守れるように、そして連れ去られた人たちを取り戻すためにボーダーに入隊。今は近界への遠征部隊に入るために後述の空閑遊真、雨取千佳と組んで着実にボーダー内での実力をつけている最中。
・空閑遊真(くが ゆうま)
ネイバーの少年。ネイバー同士の戦争で重傷を負い瀕死の状態であるところを父親の命を代償とした特別な力(黒トリガー)で作られた指輪に実際の体を封印することで一命を取り留めている。そのため現在の姿はトリオンというエネルギー体で作られた体である。そのため成長は止まっている。また、実体の方は緩やかに死に向かっているため先はそう長くない。亡くなった父の友人を探しに地球に来たところ修と遭遇、現在は一緒のチームを組んでいる。近接戦闘はかなりの腕前でチームの攻撃手としてエース級の活躍を見せている。また、相手の嘘を見抜く特殊能力を持つゆえかかなりのリアリストである。
・雨取千佳(あまとり ちか)
本作のヒロインであり、修の幼馴染。さらわれた兄を見つけるためボーダーに入隊。
修とチームを組んでる。おとなしい性格で自分より他人を気遣うタイプ。莫大な量のトリオンを有しており、そのためネイバーから狙われている。トリオンとはネイバーにとっての大事なエネルギー源なのである。チームでは莫大なトリオンを活かしての広範囲高威力の射撃を行うMAP兵器の役割を果たす。
・迅悠一(じん ゆういち)
修たち三人を導く頼れるお兄さんポジションかつ、未来予知の特殊能力を持つ作中最強レベルのチートキャラ。自分のことはあまり喋らないためミステリアスでここからどう転ぶかがよく見えない。かっこいい!好き!あと、よくセクハラで女性隊員やオペレーターの尻を触っていく。未来予知を駆使して怒らない人を選んで尻を触る。けしからん!でもかっこいい。
こんな4人を中心に物語は展開していきます。
では、いよいよ魅力を語っていきます。
魅力その1.緻密で戦略的なバトル
ジャンプ漫画でこれだけ集団戦や異なる場所での同時展開バトルをかけている漫画ってないんじゃないでしょうか?それくらいしっかり練られた戦闘が描かれています。キャラが自分の持つ知恵や力を駆使して戦う姿は、圧倒的に強い力を放つ爽快感はないものの手に汗握る展開で毎週楽しみに読めます。
スーパーロボット大戦などのシミュレーションゲームが好きな人はハマると思います。
また、登場人物のほとんどが賢くて賢いキャラをちゃんと賢く格を保った状態で描けている点も素晴らしいところかと思います。
賢いキャラってなかなか難しくて例えば周りを一層バカにして描写するとかそういう展開が多い中でしっかり描いてあってすごいなーと。
そんなキャラの中でも修はまぁまぁクレバーな方なんですが、それ以外の才能は並以下ながら頭を駆使して罠を貼りながら味方の援護をして戦う。そんな奴が主人公の一人ってのが面白いです。努力は努力で確実に強くはなってるけど、まぁそんな甘くないよだって周りも努力してるからって展開を普通にやってしまう現実味のある感じがこの作品の味なのかなーと思います。
それでも知恵を絞って努力もして相手に勝つ瞬間はとても気持ちのいいカタルシスがあります。そんな戦闘描写がこの漫画の魅力の一つです。
もちろん地味な戦いだけでなく迅や遊真は爽快感溢れるバトルをしてくれます。
魅力その2.SFだけどどこかリアリティのある世界観
地球以外の星から来た者たちと戦う王道SFアクションながらも、わははー我々は悪者だ!地球を滅ぼしに来たやでーではなく
枯渇している自国のエネルギーを求めていたり、邪魔な自国のものを戦死扱いで謀って殺そうとしたり、枯渇してる国では人口を賄えないので作戦失敗の際には地球に何人か置いてけぼりにして行ったりといちいち動機付けがリアル。だからこそ敵キャラであっても感情移入がしやすいですし、描写が丁寧なのでなおさらです。
また、別に地球だけが狙われているわけではなくネイバーは他の星のネイバーたちとも争っており、それぞれの関係が複雑に絡み合っているため物語に重層性があります。
魅力その3.たくさんの個性豊かなキャラクターたち
基本的に軍と軍の戦いですしボーダーは複数人でチームを結成して戦うので必然的に登場人物が多くなります。
そのそれぞれのバックボーンがしっかりしていて、信念を持って行動しているため確実に推しキャラができます。
主人公は4人と言ったものの僕にとっては群像劇的な要素も感じられます。
一番好きなキャラクターは迅ですが、筋肉ゴリラこと木崎レイジさんも好きです。
体を鍛えなけりゃ大切な人も守れないと常に研鑽を積んでいて、かつ頭も周り料理も上手。あらゆる範囲の武器を使いこなしボーダー内唯一の「パーフェクトオールラウンダー」と呼ばれる男です。うん文に起こすとなおさらかっこいいわ…
百聞は一見にしかず
色々書いてきましたが、まぁ読んでみない事には始まりませんよね?
本来は手にとって実際に購入しなければいけませんが、今ならジャンプ+で毎日2話ずつ合計100話無料公開されます。
あと、作者のジャンプでの最初の連載「賢い犬リリエンタール」も毎日1話ずつで全話無料で読むことができます。SFファンタジーで可愛らしい作品なのでこちらもぜひ!!
いやぁ、それにしても本当に連載再開嬉しいです。体に気をつけて連載を続けていただければと、そして今回の記事を読んで興味を持った方はぜひ読んでみてください。絶対に損しません!!
それでは!